膵がんの早期発見は現在でも難しい問題です。
様々な検査法が考案されておりますが、万人に有効な方法は確立されておりません。
症状があるときはすでに進行している病気であるからには、現在の医学水準では「気になったら医療時機関に相談してみる」につきると考えております。
しかし、日常のちょっとした痛みで心配するときりがなく、無用に気持ちを消耗します。
膵癌は60歳以上で増加する病気です。ご家族に2人以上の膵がん患者様がおられる場合は注意が必要ですが、一般の方々は過度のご心配はせず、保険診療内で適切な助言をうけることをお勧めいたします。
気になったら医療機関ですが、最初に大学病院等の専門医療機関に行くと待ち時間も多く患者様に過度の負担がかかる場合があります。まずは近隣のクリニックの受診をおすすめします。クリニックでできる超音波検査は膵臓に対する有効な検査手段で、精査の入り口になります。当院では超音波検査を膵がん検査の手段として積極的に活用しております。
以下が当院での診療手順です。